郢書燕説
古文の復習をしていると、古今和歌集に、
夢にだに 逢ふことかたく なりゆくは 我や寝を寝ぬ 人や忘るる
という和歌が。
これを訳す時に重要なのは副助詞『だに』の訳出…………ではなく『逢ふ』の意味に決まっているそうだそうに違いない。
というわけで、
夢でさえあの人と契ることが難しくなってゆくのは、私が眠っていないのだろうか。それともあの人が私の事を忘れたのだろうか。
要するに欲求不満なのに淫夢も見れなくなって更に悶々としてると。
まさに『恋する某は恋人を想うと切なくてすぐ(ひとりで)Hしちゃうの』てなもんですそうだそうに違いない。
まったく古文はエロいね。
とか何とか言ってたら、
化学はエロい。特に分子構造辺り。
というメールが、私のとらハ3を持ってる某氏*1から届いたので、すぐさま「どのように?」と問うたところ、返ってきた返事は、
陽イオンと淫イオンの熾烈な奪い合いがおもしろい。安定な状態がエロい。一固体ならともかく分子でも行なうとわ。
あと、水素結合もエロい。共有電子対を下着と考える。OがHの数少ない布切れみたいな電子とるわけだからな。Hも必死で耐えてるのもいじらしいけど。
淫イオンとか書くだけでなんかもう劣情まっしぐらってカンジ。ごめんちょっと嘘かも。
しかし『共有電子対を下着と考える』というおよそ通常では有り得ない発想、即ち妄想によれば、こうも世界が広がるのは驚くに値するかと。
これは正に、『妄想モーメント』とでも呼ぶべき代物だ。
今「中学生みてぇ……」とか思った奴、表へ出ろ。
今思えば、紆余曲折を経て、妄想パワーがオーバードライブな春歌に辿り着いたのも含めて、私の青春の区切りには何かしら『妄想』が絡んでるなー…………。
これもひとつの因縁か。
割とどーでもいー話ですが、古今和歌集には『春歌の部』ってのがあります。
春 歌 万 歳 。
とりあえず、禁欲がキーワードらしいので、さっさと寝ます。完全に読み違い。関連性無さそうって言ってるじゃん!
*1:関係者に判るように言うと、元映像担当で京都在住のボウリング狂な彼。